フィリピンの空港で見かける日本人中高年男性・・・
彼らのほとんどがフィリピンリピーターである。
フィリピンを知る最強の男たち
フィリピンリピーターの最強の称号といえば、
「マニラ親父」
マニラ親父は、最強のフィリピンリピーターなのである。
一方、セブには、まだ「セブ親父」という言葉はないようだ。
やはりフィリピンリピーターは、長年の歴史を積み上げてきたマニラが最強と言えるだろう。
昔からマニラは、マニラ親父がこよなくフィリピンに通う地として崇められてきた。
マニラ親父の聖地はマニラなのだ。
では、マニラの何に惹かれてマニラ親父たちはマニラにやってくるのかというと、フィリピーナのきれいなおねえちゃんが目的なのだ。
マニラ親父は、タガログ語を駆使しながら、堂々とマニラの街を練り歩く。見ていて非常に頼もしい存在だ。そして、マニラに非常に詳しい。
フィリピン第2版 フィリピノ語〈タガログ語〉 (ここ以外のどこかへ! 旅の指さし会話帳) [ 白野慎也 ]
マニラに続け、セブのリピーター
さて、セブには、多くの観光客が毎年訪れている。
セブは南国のリゾート地であり、近年はセブ留学というものが流行っている。
日本人中高年に限らず、日本人の若者が多く訪れているのだ。
そんな若者たちが多く訪れるようになったセブ島でも、まだセブの日本人中高年男性リピーターは頑張っているのである。
マニラのリピーターは、高齢化の傾向にある。セブのリピーターは若い日本人が多くなっていることから、今後に期待がかかっている。
フィリピンに到着。空港でのリピーター
スーパーベテランリピーターの場合
単独でフィリピン入りするリピーターが多いようだ。やはり現地妻がいるのであろう。非常に落ち着いた様子で入国審査もすり抜ける。
空港内は、目をつぶっていても大丈夫といった自信にあふれている姿である。こういう人たちは、マニラに多い気がする。
一方、中途半端なリピーターの場合
4.、5名でフィリピンに来ることが多く、そのリーダー的存在となっているのがリピーターである。リピーターは、自分よりフィリピンに詳しい人とは行きたがらない傾向がある。それは、リーダーの座を奪われてしまうという危機感からである。
空港内で、リピーターが一方的に友達と思っている空港職員などに話しかけ、自分がすごい存在であることを仲間にアピールするのである。
そんなリピーターの姿を、仲間は憧れの眼差しで見るのである。
空港の出口に向かうそのグループの姿は、リーダーを先頭に、なぜかアリの行列のように一列に並んで出てくるのも特徴の一つである。
基本的には、この中途半端なリピーターがフィリピンには非常に多いと言えるだろう。
おわりに
中途半端なリピーターの行動は非常に興味深いものがある。
セブのリピーターも頑張っていただき、ぜひ「セブ親父」という言葉を広めていっていただきたい。
今後もそのリピーターの行動に関して研究していこうと思う。
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