
2020年3月から、フィリピンはパンデミックのためにロックダウンを行い、外国人観光客がフィリピンに入国できなくなってしまった。
なんということか。
毎月のようフィリピンに惜しげもなく通っていたフィリピンリピーターに対し、このロックダウンは大打撃を与えたに違いない。
2021年もの、残り少なくなってきた。
年内にフィリピンに行くことは、まだ難しいかもしれない。
しかし、フィリピンにて外国人観光客受け入れが始まったと同時に、フィリピンになだれ込んでくるのは、間違いなく彼ら「フィリピンリピーター」たちだろう。
日本の空港に押し寄せる日本人中高年男性たち。
目指すは「フィリピン」に他ならない。
・・・ということで
パンデミック終了直後の空港での「強者たち」の様子を想像してみた。
日本の空港での搭乗口での待機の様子

上級フィリピンリピーター
静かにスマホをいじりながら、フィリピーナのお姉ちゃんとやり取りをする。フィリピンに再び行けることに幸せを感じており、一人でフィリピンに向かう。
中級フィリピンリピーター
2名以上でフィリピンに向かうが、待合室では小声で仲間と話をしている。フィリピン到着後のことを打ちあわせしていることが多い。
初級フィリピンリピーター
数名でフィリピン行きを決行し、待合室でも大きな声でフィリピン人おねえちゃんの話をする。笑いも絶えず、その手にはビールの缶が握られている。
フィリピンの空港喫煙所

大量の日本人中高年男性で喫煙所は埋め尽くされる。その勢いにのまれフィリピン人、白人の喫煙者たちは隅に追いやられる。
我が物顔で、喫煙スペースを乗っ取っているのは初級フィリピンリピーターたちがほとんど。
彼らは遠慮というものを知らないのである。
出迎え

フィリピン到着後での出迎えにも、色々と違いが出てくる。
上級フィリピンリピーター
出迎えたお姉ちゃんと再開。軽い抱擁後にささっと空港から立ち去る。特に目立つようなことをしない大人の対応。
中級フィリピンリピーター
特に空港も迷うことなく、スムーズに空港外へ。数名でまとまり、フィリピンに再びこれたことに対して喜びを表に出すが、静かに喜ぶといった印象。
「ホテルにチェックインしてから飯でも行こうか」などと先のスケジュールの話をする。
もちろン知り合いのガイドなどに連絡を取っており、送迎手配はできている。空港に出迎えに来ているのは大抵知り合いのフィリピン人男性。
初級フィリピンリピーター
フィリピンに戻ってきたことに対して、うれしさ全開。
空港警備員に顔見知りを見つけるとでかい声で話しかける。
機内でも酒を飲んでおり、酔っ払って顔が赤い。
出迎えは、「ない場合」と「ある場合」がある。
出迎えがない場合は、空港タクシーを利用。
出迎えがある場合は、以前フィリピンに来た時に知り合ったフィリピン人男性が車と共に出迎える。
もしくは、日本で旅行会社に車両とガイドの手配を依頼しており、現地旅行が手配のフィリピン人の日本語ガイドが出迎える。
フィリピン人おねえちゃんは、出迎えに来ない。
最後に
このように、フィリピンリピーターでも、上級者、中級者、初級者とそれぞれ見てみると違いがわかるのである。
ワイワイと騒ぐのは、たいてい初級フィリピンリピーターなのである。
パンデミック終了後の空港の様子が楽しみなのである。
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