フィリピン・セブに住んで、もう10年以上になる。
ある程度フィリピンのことにも慣れ、ちょっとのことでは動じなくなったつもりだ。
これまで経験してきたことで、日本と比較をし、これはおかしいだろと思ったフィリピンでの出来事を紹介しようと思う。
掛かってきた電話

家には固定の電話があるのだが、
近年、携帯電話を観な喪つようになったので、固定電話には、ほとんど電話がかかってくることがなくなった。
それ以前は、誰かしら家に電話をかけてくることがあったのだ。
日本の場合、
掛かってきた電話の相手側の第一声は、
「〇〇と申しますが、○○さんいらっしゃいますか?」
・・・等が一般的かと思う。
フィリピンは違うのだ。
全員がそうではないのだろうが、
以下のようなやり取りとなる。
電話がかかってきた。電話に出る。
「hello」
と相手に言う。
そうすると、相手がいきなり、
「Kinsa ni?」
※Kinsa ni?はビサヤ語。日本語で「あなた、誰?」という意味となる。
電話にでたら、いきなり相手から「お前、誰だ?」と言われるのである。
普通、電話を出たほうが、「どちら様ですか?」というように掛けてきた相手に聞くものなのだが、
フィリピンは、電話を掛けてきた者が、「お前、誰だ」と言ってくる。
あまりにも、このようなことを掛けてきた電話の相手に言われるので、
「お前こそ、誰だ‼」
・・・と切れてしまった。
最近は

私はここ数年、電話にはほとんど出ていない。
子供も大きくなったので、電話がかかってきたら、子供が電話に出ている。
もし私が電話に出て、「お前、誰だ」と言われたら、
何も言わずに、そうっと受話器を電話に置くだろう。
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