「ダイビングをしてみたいんだけど、大丈夫かな・・・。」
と思う方がいると思います。その不安な気持ちわかります。
そりゃそうですよね。海の中に潜っていくわけですから。でも、実際ダイビングをやってみると、ダイビングの前の心配事など無くなってしまいます。
ダイビングって難しいものではなく、簡単なんですよ。
それでは、皆さんの不安を少しずつ解消していきましょう。

体験ダイビングのスケジュール
今回は、セブで体験ダイビングを行った場合を想定しています。
体験ダイビングは、ほとんど午前中に行います。
スケジュール例
09:00 ダイビングショップ到着。申込用紙記入。ダイビングの説明。 10:00 プール、もしくは、浅い海にて、スキルの練習。 10:30 海にてダイビング。 11:00 ダイビング終了。着替え。 12:00 ホテル着。
体験ダイビングって、どのくらいの時間潜るんだろう・・・って思うかもしれませんが、海中に長くいても30分くらいです。
ダイビングショップには何をもっていけばいいの?
ダイビングをするにあたってダイビングショップに何をもっていけばいいのかわからないですよね。
下記のものを持っていきましょう。
水着
ダイビングショップに行くときは、もう水着は着て行ってしまいましょう。持って行っても大丈夫です。ダイビングショップに着替える場所はありますので心配はいりません。
着替え
ダイビングショップに向かうときに水着を着ていった場合、帰りの着替えを持っていきましょう。水着は海水で濡れてしまうので、帰りは着替えが必要になります。その濡れた水着を入れる袋も持っていくといいかもしれません。
タオル
ほとんどのダイビングショップが、無料でタオルを貸してくれます。ダイビング終了後はシャワーなどを浴びると思いますが、その時に使うタオルはダイビングショップにあります。
念のため、タオルを持っていきたい方は、持っていくといいでしょう。
ミネラルウォーター
基本的にダイビングショップにミネラルウォーターはあります。ダイビング終了後の帰り道などで飲みたい場合は、持って行ってもいいでしょう。
ダイビングショップ到着後は、どうすればいいの?
大丈夫です。スタッフがちゃんと対応をしてくれます。ダイビングショップ到着後は、まず申込用紙に記入をしてもらいます。
氏名、住所、自身の健康状態などを記入します。
ダイビングは健康な体でなければ原則できません。
下記に該当するとダイビングは出来ませんので注意が必要です。
- 喘息
- 肺に問題がある
- 糖尿病
- 妊娠中
耳に問題があったり、高血圧、低血圧の方は、医師の診断書が必要になります。
また、一時的に風を引いてたりすると、その日はダイビングができなくなります。
健康であれば、問題ありません。
自分がダイビングができない条件に当てはまるかどうかは、日本にいるときに調べておきましょう。
ダイビングは、これができれば問題なくできる。

申込用紙に記入をしたら、インストラクターからダイビングの説明があります。
担当のインストラクターによって、説明の仕方は変わってくるかと思いますが、
2つのことだけできれば、ダイビングはできるようになります。
- 鼻を使わずに、口だけで呼吸ができる。
- 耳貫ができる。
「泳げないけどダイビングってできるのかな」と思う方もいるかと思います。泳げなくてもダイビングは出来ます。上記の2点ができれば、問題なくダイビングは出来ます。
鼻でなく、口からだけで呼吸をする。
ダイビングでは、ダイビング用のマスクを装着します。下の画像のようなものです。

見てわかる通り、鼻までスッポリと覆われています。だから鼻からは息ができないんです。
そして、口には、レギュレーターというものを咥えます。下の画像のようなものです。

これが口から空気を吸えるようにしてくれるダイビング器材です。
マスクで鼻は覆われてますから、このレギュレーターを咥えて、口から息を吸うことになります。
皆さん、風邪を引いて、鼻が詰まり、口からだけ息をしていたことはありませんか?
別に口からだけで息をしていても、苦しくはならなかったと思います。
空気はちゃんと流れてくるのか、シェイクを飲むような感じで強く吸い込まないと呼吸できないのではないかと心配になる人もいるかと思います。
実際に、レギュレーターを咥えて、呼吸をしてみるとわかります。陸上にいるときと変わらず、普通に呼吸ができるのです。
ダイビングでの呼吸
ダイビング中は、口からしか呼吸ができません。楽にダイビングをするための呼吸をお教えしましょう。
ダイビング中の呼吸は、深呼吸です。吸って、吐いてをゆっくり繰り返します。
大きく息をゆっくり吸っていき、これ以上もう吸えないなというところで、ゆっくり息を吐いていきます。そして、もう肺には空気がないという感じになったら、再び、ゆっくりと空気を吸っていくのです。
耳ぬきをする
この耳ぬきの説明は、圧平衡とか、色々と難しい言葉が出てくるのですが、要は水中に潜ると耳がぎゅうっと押されるてくる感覚になります。耳に水圧がかかり、変な違和感を感じるのです。
その違和感がありながらダイビングをすると、その違和感が気になって仕方がないので、違和感を必要があります。
耳ぬきをすることによって、その違和感は取り除くことができます。
耳ぬきは、片方の手の親指と人差し指で、鼻の穴を塞いで、鼻から息が漏れないように、鼻から軽く息を吹いてみてください。この時、強く息を鼻から吹かないようにしてくださいね。軽くです。
鼻をつまむようなことはしないで大丈夫です。鼻の穴を息が漏れないように塞ぐ程度で大丈夫です。
恐らく、耳にプクっと音がしたと思います。
音が聞こえたような感じがしたら、耳ぬきができているということです。
出来ていないと思ったら、鼻の穴から息が漏れている可能性がありますので、何度か試してみてください。
ダイビングで必要な最低限のスキル
呼吸の仕方や耳ぬきのほかにも、ダイビングで必要な最低限のスキルを、インストラクターが教えてくれます。
一番大事なスキルは、マスクの中に海水が入ってきたら、どうやってマスクの中の海水を海中で外に出すのかです。
簡単です。
下にマスクの画像があります。画像にはフレームの部分に線が引いてあります。

このフレームの部分を両手で、顔のほうにグッと押してあげてください。それと同時に鼻から息を吐きます。息を吐きながら顎をゆっくり上にあげて行ってみてください。
マスクの中に入った海水が、マスクの外に出ていきます。
これは実際にプール、もしくは、海の浅瀬で練習します。
簡単なスキルなので、すぐにできるようになります。

ここで、もう少し不安解消をしましょう。
目がものすごく悪いけど、ダイビングはできるのかな。
眼鏡をかけている方
眼鏡を普段かけているダイバーの方は多いです。レンズの入ったマスクのレンタルがありますので、自分に合うものを試してください。
目がものすごく悪くても、度がそれほどきついマスクは必要ありません。以外に海中の中はよく見えます。ちなみに私も、ものすごく目が悪いですが、問題なくダイビングは出来ました。
コンタクトレンズをしているか方
コンタクトレンズをしている方も、結構います。コンタクトレンズは流れてしまったときのことを考え、使い捨てのコンタクトレンズを使用し、予備のレンズも持参してください。
ダイビング中、夢中になって目を開きっぱなしにすることがあります。目を開きっぱなしにしていると、目が乾いてコンタクトがずれたりすることがあります。ダイビング中もこまめに瞬きをしましょう。
海中の世界へGO!!
プール、もしくは、海の浅瀬での練習を少し行ったら、体験ダイビング開始です。
ビーチから入っていくダイビング、もしくは、ボートを使って、ポイントまで行って行うダイビングの2通りです。どちらのポイントにも魚がたくさんおり、間違いなく感動すると思います。


ダイビングをする前は、色々と不安なことが頭に浮かびますが、実際にダイビングをしてみれば、そんな不安だったことは忘れてしまいます。
体験ダイビングで、楽しかったのであれば、次回はライセンスコースにチャレンジしてみてください。また体験ダイビングでは見ることができなかった別世界を見ることができるようになりますよ。
参考画像:ドリーマーズウォーターワールド
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