フィリピン人たちと一緒に仕事をしていると、「こいつらは強敵だ」と思うことが多々ある。
当たり前かもしれないが、それは、日本人とは全く違うからだ。
そして、日本では基本中の基本を、フィリピン人には一から教えないといけないことがある。

報告は言われないとしない。
日本の場合、報告は必ずしなければならないという考えがある。この報告は、良いこと、悪いことすべて報告するということだ。
その報告をすることによって、仕事の進み具合など、現在どのような感じで仕事が進められているのかを会社側は把握できる。
問題が発生した時、早く報告をすることにより、会社側はその問題を最小限に抑えることができたりする。
しかし、フィリピン人には、その自ら報告をするという考えがあまりないようだ。
私がセブで旅行会社に勤めてた時、このフィリピン人の失敗による嫌な経験をいっぱいしてきた。
フィリピン人は、自分の失敗を報告したがらない。自分で何とかしようとしているのかもしれないが、それが逆に問題を大きくしていることがわからないのだ。そして、もっと早く報告があれば解決できた問題も解決できなくなるのだ。
例えば、
フィリピンに日系の会社で問題が発生
爆弾のと導火線に火が付く。
自分で何とかしようとするも解決できず時間だけが無駄に過ぎていく
導火線はどんどん短くなっていく
そして、もう駄目だと思ったら日本人に丸投げ。俺知らねーという態度で逃げる。
導火線がほとんどなくなった状態で、フィリピン人から爆弾を渡され、
「お前、これ今更言われても、だ・・・」
ドカーン!!!!
爆弾爆発、そして、大損害。
これが「ダメだフィリピン人」と外国人に思わせる要因の一つになっている。
まさにテロ・・・。
辛抱強さが必要

フィリピン人が報告をしてこなかった時の言い訳は、一つの例が下記のようなものだ。
「聞かれなかったから」
私は、これを言われた時、フィリピン人に対して「何だこいつ」はと思った。
ぶっ飛ばしてやりたかったが、その場は我慢をした。
わからない者に対してギャーギャー言っても仕方がなく、自分が付かれるだけだったからだ。
フィリピン人には、子供を諭すように教えていかなければならい。怒鳴ったりしたら、さらに面倒なことが起こってくる。指導するときも辛抱強く、イライラを我慢しなければならないのは非常に疲れる。
※参考記事
フィリピン人との仕事は疲れるが、フィリピン人たちも経験を積めば、仕事ができるようになる。それまでは、辛抱強く我慢が必要になる。
私も、彼らを相手にしていたおかげで、辛抱強くなった。
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最後に
旅行で来るフィリピンと、住んでみて感じるィリピンは非常に異なる。
旅行できるときは、非常に楽しいことばかり。ホテルのフィリピン人スタッフも陽気で、笑顔が絶えない。
しかし、その裏でそのフィリピン人たちのきょいくに携わって苦労をしている人たちがいる。
日本人のように物分かりが良い人たちばかりではないフィリピン。
とにかく、指導する側は辛抱強くフィリピン人と接し、仕事をできるようにさせなければならない。
これに疲れて仕事を辞めていく人、特に外国人が多くいる。この国での辛抱というのは、かなりのストレスになっていることは間違いない。
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