フィリピン国内にてコロナウィルス感染が広まる中、フィリピン国内の移動、フィリピン国外への移動を希望する人は多い。しかし、移動には、まだ厳しい規制が敷かれている。
国外に出る場合、または、フィリピン国内の州をまたぐ移動 (例えば、マニラからセブ、ボラカイへの移動)にはトラベルパスと呼ばれる移動許可証が必要になる。イメージとしては国内移動においてもパスポートがいるような状況だ。
そのトラベルパスを取得するには「コロナウィルスに感染していないという証明書」を取得しなければならない。この証明書を取得するには、PCR検査を受けることが必要となってくる。

陰性証明書取得のためにPCR検査を受ける人たちとは
PCR検査を受ける人はどのような人がいるのだろうか。
- 海外に出る予定の人
- トラベルパスを必要としている人
- 会社への職場復帰、もしくは、新しく仕事をするのに検査結果が提出必要書類となっている人
海外に出る予定の人
2020年9月1日現在、各航空会社を利用する場合は、コロナ検査の陰性証明書が必要となっている。
搭乗の72時間以内に検査をした陰性証明書が必要となる。少し前まで、このような陰性証明書は必要なかったのだが、航空機搭乗の必要書類として、一つ増えたということになる。
※航空会社によって陰性証明書の条件が異なる場合があるので、航空会社に要確認。例えば出発の72時間前、48時間までに発行した陰性証明書など、航空会社によって異なることがある。
トラベルパスを必要としている人
これは、主にフィリピン国内の移動(州をまたぐ移動)をする人が、トラベルパスを取得するのに検査結果を必要とする。よって、PCR検査を受けなければならない。
しかも、このトラベルパスは、現時点片道切符となり、目的地に着いたら失効する。出発地に再び戻るには、到着地にて再びPCR検査を受け、トラベルパスを取得しなければならない。
このトラベルパスは、都市部、例えばマニラにいるフィリピン人が、仕事を失い、地方にある故郷に帰るときなどに使う物となっている。
会社への職場復帰、もしくは、新しく仕事をするのに検査結果が提出書類となっている人
これは、会社の採用条件の中に入っていたり、会社が社員に検査を義務付けたりした場合に必要になる書類となる、2020年6月に、マニラ首都圏は規制緩和を行い、営業を再開する会社が社員に対して行った措置となる。
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PCR検査はどこで行えばいいのか
上記3点に当てはまる外国人、もしくは、フィリピン人は、PCR検査を受けなければならない。
PCR検査は、病院、保健所等で行われている。マニラ首都圏では大きな病院は大抵PCR検査を受けることが可能となっている。

PCR検査の費用は3000ペソから4000ペソほどで、日本円で7000円から9000円ほどでとなる。(病院によって費用も異なるので注意が必要)
検査結果は、マニラの病院では3~5日かかると言われているが、1週間かかることもあるという。
PCR検査は、長い綿棒のようなもので、両鼻、喉辺りから粘膜を取る。3分ほどで終了する検査となっており、検査時に痛み等は発生しない。
最近は、病院側も検査数を多くこなしているのか、スムーズに検査を終了させている。
旅行は当分出来そうもない
このフィリピン国内の移動のために、PCR検査を行っているうちは、フィリピン国内観光業は業務を完全に再開することは難しい。旅行者は旅行するためにわざわざ高いお金を出してPCR検査を受けるというのは、とても考えにくいからだ。

まだフィリピン国内の移動をするにおいて、このように規制が厳しい間は、国外からの観光客受け入れは非常に難しい。海外からの観光客は、国内移動の規制が緩和され、PCR検査を受けなくてもよくなってからとなるだろう。それがいつになるというのは、現時点まったく予想ができない。
日本からの旅行客受け入れは来年になるか
セブがMGCQとなり、GCQから一段階緩和された。これは非常に良いニュースなのだが、移動などはまだ厳しい。マニラからセブに飛行機で向かう場合、セブシティに住所があるという証明書がマニラでチェックインの際に必要になった。
マニラから到着する人たちに対しては、厳しい規制が敷かれることになりそうだ。これはマニラの感染拡大が抑えられていないからだろう。
今年いっぱい、感染を抑えるのに時間がかかりそうだ。そうすると、海外からの旅行客がフィリピンに来られるようになるのは、恐らく来年以降になることが予想される。
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