フィリピンの空港で見かける日本人中高年男性…
彼らのほとんどがフィリピンリピーターである。
フィリピンリピーターは、1ヵ月の内に、何度もフィリピンに足を運ぶフィリピンの大ファンといえる人たちである。今回はリピーターの日本出発からフィリピン到着までの行動の一部を紹介する。
もう日本の空港でもフィリピンリピーターは、「俺はこれからフィリピンでENJOYするんだ‼」というオーラを出しまくっているのである。そのリピーターの特徴は下記のとおりである。
フィリピンリピーターの特徴
- 中高年男性
- 服装はジーパン、スニーカー、ポロシャツという服装率が高い
- 態度がでかい。
- 笑い声がでかい
- フィリピンを知り尽くしていると勘違いをしているので自信に満ち溢れている。
マニラ、もしくは、セブ行のフライトの搭乗ゲート付近にいると、上記の特徴を持つ中高年男性をすぐに見つけることができるだろう。
リピーターの笑い方であるが、下記の例がわかりやすいかと思う。
下の二人の笑い方をイメージしてみよう。(北斗の拳より)


左右を比較し「こっちの画像の人が、フィリピンリピーターの笑い方をするに違いない」と思った方を、フィリピンリピーターのイメージにしてもらえばいいかと思う。
さて、フィリピンリピーターであるが、タガログを武器に、機内ではスッチーに話しかけるのである。
タガログ語がスーパー堪能な「マニラ親父」という最強の称号を持つ者からすると、リピーターのタガログ語はかなりレベルが低いらしい。
それでも、自信に満ち溢れながらタガログ語でスッチーに話しかけるリピーターの姿は勇敢で、頼もしく見える。日本では見ることができないリピーターの別の姿なのである。
スッチーも、「あなたはタガログ語がうまいですね」などと余計なことを言うものだから、リピーターは、さらに勘違いをし、自信に満ち溢れていくのである。しかし、リピーターは自分のタガログ語レベルがどのくらいなのかは理解していない。
マニラ、もしくは、セブに到着すると、空港で入国審査を行うため、機内から移動が始まる。
リピーターは、現地妻保有率が高い。現地妻が空港に迎えに来てくれているのだ。
入国審査の前に、携帯から現地妻に連絡を取る。
「空港からすぐ出るからスタンバイしておいてくれ。」と連絡を入れるのだ。
リピーターから現地妻への携帯電話からの第一声は、下記の通りである。
イカオ。今、どこ?
このように、英語ではなく、タガログ語と日本語をミックスした形で話をするのもリピーターの特徴である。
空港を出ると、現地妻が待っている。リピーターは現地妻とのお帰りのキスを周りに見せつけるのである。「俺にはこんなに若く、こんなに美人の彼女がいるんだぞ」と周りに訴えるのである。
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リピーターの行動には、非常に興味深いものを感じる。これからも彼らの行動を観察し、研究していきたいと思う。
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